開催レポート

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現役教員、生の声~開催レポート「先生のための社会科見学」4/3

「先生のための社会科見学~衆議院会館見学と未来の教室勉強会」を2018年4月3日に開催しました。

参加者は東京都立の先生方5名。国会議事堂ではなく、訪れる機会が少ない、議員会館を見学し、経産省で進めている「未来の教室※」について、勉強・意見交換会を行いました。

セキュリティのゲートを通ると、すぐ左横に首相官邸が見え、「本物を生で見るのは初めてだ」と言う声が上がり、先生たちのテンションが上がります。

集合してまず、最初に訪れたのは食堂です。食堂は、一般来訪者も利用出来る場所であり、大変混雑していました。ここでは、全員「国会弁当」と名の付くお弁当を注文。

 

 

 

現役教員、生の声

昼食を済ませた後は、議員会館の中にある会議室で、「EdTechが切り開く『未来の教室』のイマとコレカラ」をテーマに勉強会と意見交換会を行いました。まず教育行政に詳しいコンサルタントから、 未来の教室はどういったコンセプトの基、現在、どのような活動が行われ、今、どんな段階に来ているのか、と言う説明がありました。

EdTechの分野で進んでいる技術開発やサービスを教育現場にどう活かしていくか、また、どのように組み込んでいけば、教職員の働き方改革の一助となり、生徒の学びを充実させられるか、先生の目から見た「生の声」を聴かせていただく場となりました。
時間が経つにつれ、トークが白熱し内容の濃い時間となりました。終わった後も熱が冷めない先生と一緒に、こっそり第二部も開催されたくらいです。

ただの社会科見学ではなく、刺激の強い勉強会、課題・宿題を背負った意見交換会となりましたが、都立高校の先生方の教育・生徒に対する熱い想い、情熱を感じられた一日となりました。

※「未来の教室」とは、世界・日本の社会構造・産業構造が変化する中で求められる人材が育つ国にするための『今』を前提としない『未来の学び方』。その実現に向けたプロセス(=政策+社会運動)を考えていく為に経産省で進められている試みです。学習者の意志が中心にあり、EdTechベースの教育プログラムを活用し、学習者が自ら学びを選び取れる、学習者中心のConnectedな教育社会システムを作る為、EdTechベースの教育プログラムを設計・開発・実証を進め、実行・継続される為の環境整備を目指す研究会やワークショップを既に開催しています。

(参考資料)
経済産業省「未来の教室とEdTech研究会」に関するニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2017/01/20180116001/20180116001.html

「未来の教室」とEdTech研究会(第1回)‐配布資料(経済産業省HPより)
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/mirainokyositu/001_haifu.html

「未来の教室」とEdTech研究会(第2回)‐配布資料(経済産業省HPより)
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/mirainokyositu/002_haifu.html

近未来ハイスクール(株式会社オプンラボ)

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