近未来ハイスクール「挫折したもん勝ち講座」が3月17日にマイクロソフト本社で開催されました。
http://opnlab.co/2018/02/22/zasetsu/

挫折をテーマに企画しました、現役高校2年の中山彩歌です。

私にとっての近未来ハイスクールは、まさしく学生と魅力ある【変人】の方々を結びつけ、学生がこれから社会に出るうえでの準備段階の場のきっかけを提供してくれるイベントです。今回企画した近未来ハイスクールはある些細なきっかけで始まりました。

テレビ番組のしくじり先生をリアルしくじり先生にしてみたい!誰もが経験するであろう挫折、しくじりの大人目線から見た受け止め方、解決法、自身がとった行動を幅広い視野でみてみたい、と思い、今回のテーマにしました。実際に高校は義務教育ではないとはいえ、守られた組織内にいます。その中で大きな挫折とはほぼ無縁の学生に対して、しくじりを犯した時の対処法を是非色々な角度から見て、少しでも参考になってほしい。

「しくじりを犯した時にどう行動すればいいの?」

この疑問を近未来ハイスクールが解決してくれる手助けをします。

社会に出たら日常茶飯事で行われるディスカッションや発表を新しく加えることによって、自分で考える能力、相手が理解できる話の進め方をわずかでも触れられるように工夫して入れました。私の要望を企画書として書いてみたらどうか、という国立高校 大野智久先生からのアドバイスをいただき、父から大量の指摘を受け、完成させました。

曖昧な表現を避ける、具体的にシンプルにまとめる、メリットは何か、通常と違う良い点はどこか、などのアドバイスをもらいました。想像以上に苦労しました。指摘を受けすぎ、文章を書く難しさに改めて気づかされましたが、社会に出てからではなく「今」知ることができ良かったです。

今回の近未来ハイスクールは、雰囲気がいつも以上に打ち解けていたと感じました。

というのも、輪になって座って食べたランチの時間は、大人と子供の壁が少し取れ、気軽に会話ができたからです。個人的に将来の職業相談もしていただきました。徐々にランチを共にする人数が増えていき、その場が盛り上がり、より良い関係が築けました。ディスカッションのおかげでもあるのかもしれませんが、4歳年上の男子大学生と最後には敬語から友達同士の会話になったことは初の経験であり、驚きでもありました。 

最後には大人グループと生徒・学生グループに別れ、それぞれが聞いた話を教え合いました。学生が自らの言葉でまとめ、他の学生や大人に発表したことも効果的でした。発表のための話をまとめる際には、学生同士で相談したり意見を出し合ったりと共有し合うだけで距離の縮まりも感じました。

私のグループで出た内容は、
・挫折の壁にぶち当たったら、原点に戻る
・今悩んでいることを紙に書き出してみる
・あえて叶えられない夢を持つ
・自分の周りに味方をつける
・自分の得意分野を掛け合わせる
など多くの言葉が印象的であったと共感しあいながら話し合いました。

当日の職業人とのやりとりで私が一番感銘を受けたのは、最後の本間さんの一言でした。

「挫折には二種類あって、ひとつめは自分で犯した挫折と、ふたつめは環境に導かれた挫折がある。特にこのふたつめは気づいてない人が多いけど、これは挫折とは言わないよ。」

真っ先に思ったのは、やはり大人の視野は広い!発想転換さえすればいくらでも取り返しがつくんだ、考えさせられるな!です。大人の方と会話するってこんなにも楽しかったっけ、違う角度から物事を見れるのは素敵!学べる、刺激たっぷり!これぞ近未来ハイスクールか!と思いました。

ディスカッションで出た疑問をもとにそこから話題を膨らませていけたことで聞きそびれた疑問もなくなり、最初の期待以上に、かなり欲張った場を開催できたと思います。

「環境はただ与えられるようではダメで、自分で創り出していく、自分から動いてみる失敗したなら失敗したでいいから次にシフトチェンジする、やりたいと思ったらすぐに行動」これが近未来ハイスクールの企画に関わり身に染みて感じた一番の気づきです。迷ったらとにかく行動に移す。今後も日々こう思いながら生活していきます。

社会に対しては一部分しか接していないものの、大人の方々と繋れて非常に贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

最後に、企画自体に関われたことに私自身非常に嬉しく思います。今後も近未来ハイスクールではもちろん、その他の社会とのつながりを大切にしていきます。企画実現のために関わってくださった全ての方に心より感謝をいたします、ありがとうございました!

(高校2年生 中山彩歌)

__

中山さんから「挫折」をテーマにしたいと言われたとき、すぐさま「面白そう!」と思いました。タフな変人たちは、挫折や失敗を「暗くてつらい話」ではなく、絶対「美味しいネタ」として話してくれるはずだからです。

中山彩歌さんだけでなく、他に参加した生徒さんの楽しげな様子は、集合写真からも伝わるのではないかと思います。高2の甥御さんに同イベントを紹介した方からは、とても興奮してその様子を楽しそうに報告してくれた、と連絡をいただきました。

30-50代のタフな変人たちと、エネルギーの出す方向にまだまだ迷いのある高校生をつなぐ近未来ハイスクール。これからもいろいろな形で展開していき、大人・子供にとって刺激的な場として広げていきたいと思います。

(近未来ハイスクール 小林利恵子)

参考:必殺技を持つ 〜 開催レポート「しくじったもん勝ち講座」3/17